産業廃棄物処理の現状

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エコ、ごみの減量の促進への意識が高まってきている日本ですが、産業廃棄物の処理はどのような現状となっているのかを確認してみます。

日本国内のデータ

資源総投入量は18億3,300万トン、 廃棄物として排出される量5億5,800万トン ( 30.4 % )で、 そのう ち、 リサイクル量が2億3,800万トン( 12.9% )です。

発生廃棄物量の約42.7 %がリサイクルされている計算になります。

また、減量化の過半は汚泥などの脱水に伴う放流水と焼却(縮減)によるもので、結果として最終処分されている物 は総投入量の1%未満の1,700万トンです。

一般廃棄物と産業廃棄物の比率は、圧倒的に産業廃棄物の方が多いです。廃棄物全体の8割は産業廃棄物といわれています。

廃棄物の区分はこちら

中間処理と最終処分

産業廃棄物の発生量約3億8,000万トンのうち約8割に当たる約2億9,200万トンが中間処理されていて、最終処分量は全体の4%以下となっています。排出場所から直接最終処分場へ運搬される量はさらにその半分です。

産業廃棄物の処理工程における中間処理がとても重要ということがよくわかりますね。

産廃の発生量とその内容

3億8,000万ト ンの産業廃棄物のう ち業種別では上位5業種、 廃棄物種類別では上位3種類でそれぞれ約80 %の発生量をしめています。

廃棄物発生量上位5業種

1位 電気・ガス・水道・熱供給業

2位 農林・林業

3位 建設業

4位 パルプ・紙加工業

5位 鉄鋼業

廃棄物発生量上位3種類

1位 汚泥

2位 動物の糞尿

3位 がれき類

廃棄物の種類ごとの再利用

再利用量が90%以上の廃棄物

がれき類、動物の糞尿、金属くず、鉱さい

再利用量が70~90%の廃棄物

木くず、ばいじん、動物系固形不要物

再利用量が50~70%の廃棄物

がらすくず・コンクリートくず・陶磁器くず、燃え殻、紙くず、動植物性残さ、ゴムくず、繊維くず、廃プラスチック類

再利用量が50%以下の廃棄物

動物の死体、廃油、廃酸、廃アルカリ、汚泥

まとめ

日本国内の廃棄物のほとんどを占める産業廃棄物の処理は非常に重要なものです。

当事務所も、産業廃棄物収集運搬業許可の取得をはじめ、運搬業者様が適切な事業を行えるようしっかりサポートしていきたいと思います。

事務所の紹介

当事務所は、八王子市・立川市・日野市を拠点とした、産業廃棄物収集運搬業許可申請に強い行政書士事務所です。

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産業廃棄物収集運搬業許可には細かな要件があり、また大量の証明書類、申請書類、事業計画等が必要とされています。

当事務所は行政書士2名体制なので申請までのスピード、そして各種確認の精度にも自信があります。また、大きな行政書士法人等とは異なり、アルバイトの担当者が途中で変わったりすることがないのも強みです。

若さを活かしたフットワークを強みとし、末永くアフターフォローをお任せいただけます。

産業廃棄物収集運搬業許可の申請は、依頼する行政書士によってスピード、対応、アフターフォロー、場合によっては許可の要否が異なります。

東京、神奈川、埼玉、千葉、山梨の産業廃棄物収集運搬業許可については、安心価格・スピード対応を徹底してお客様目線のサービスを心掛けている当事務所をぜひご利用下さい。

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